間伐材は枝打ち等の加工により丸太となります。その際に発生する端材や枝葉を専用の炭焼き装置で粉炭に仕上げます。また、木質バイオマス発電で発生する残渣はその全てが良質な粉炭です。
これらを土壌改良材として再利用。自然の恵みを余すことなく、域内農業の活性化に活かされます。
【粉炭の特徴】
木炭は多孔質構造で1gあたり200畳の表面積があります。
この無数の孔が水分や養分を保持したり、有効な微生物の住かとなり肥沃な土壌になります。またアルカリ性であるため、酸性土壌に対しては中和効果があります。
◆農業・土壌改良材として
・土壌の通気性、保水性、透水性、保肥力の向上
・保温効果
・土壌微生物の増加
・酸性土壌矯正
・ミネラル分の補給
◆使用量
・水田:10アールあたり150〜600L
・畑地(露地):10アールあたり300〜600L